08/23/2022 / 最終更新日 : 08/26/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(28)いま穀類の価格が下落している理由は何か? ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来、穀類が高騰して世界を震え上がらせていた。ところが、ここにきて穀類の価格が下落して、侵攻以前の価格に戻ってしまったという。これは本当なのだろうか。そして、本当ならば、いったいその理由は […]
08/18/2022 / 最終更新日 : 08/23/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(27)インフレは敵なのか味方なのか いま世界の経済はインフレにショックを受けている。しかし、その傾向を生み出した原因は国によって少しずつ異なっている。アメリカは自国の財政出動が引き金となったが、ヨーロッパ諸国はウクライナ戦争による食料・エネルギーの高騰が大 […]
07/29/2022 / 最終更新日 : 08/18/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(26)米国はついに「スタグフレーション」に突入した! アメリカは2四半期連続でマイナス成長になった。リセッションである。しかも、これがインフレが継続中のことだから、立派な「スタグフレーション」ということになる。ところが、米国政府だけでなく経済マスコミなども、この言葉を使わな […]
07/24/2022 / 最終更新日 : 07/29/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(25)米国の住宅賃貸料の急騰が意味するもの アメリカの住宅賃貸料がものすごい速度で上がっている。あるデータでは、昨年初から比べて40%も上昇したというのだ。この数値はネット上のアパート賃貸市場のものらしいが、公的なデータでも住宅費の伸びは1年前より5.8%上昇して […]
07/14/2022 / 最終更新日 : 07/24/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(24)米国のインフレをしっかり目で見ておこう アメリカのインフレがついに9.1%に達した。世界の経済紙は「1981年11月以来の上昇率」などと報じているが、まずは基本となるデーターに基づくグラフを見て考えてみることにしたい。そして、日本はこれからどうなっていくのか。 […]
06/23/2022 / 最終更新日 : 06/30/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(22)ホーキッシュな政治と経済が危機を拡大する FRB議長ジェイ・パウエルの発言が衝撃を与えている。米議会の公聴会で「リセッションが来る」といったというのだ。なんという無責任発言だろうか。しかし、株価はダウでマイナス47ドルくらいしか下がらなかった。このFRB議長証言 […]
06/21/2022 / 最終更新日 : 06/23/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(21)日本だけが低インフレなのではない? 欧米諸国がインフレ急伸で、次々と金利を上げているのに、日本だけは依然として「景気刺激」を続けている。しかし、世界には日本並みの低インフレの国がけっこうある。こうした国はなぜ低インフレなのだろうか。そして、日本はこれからも […]
06/13/2022 / 最終更新日 : 06/21/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(20)円安で海外投資家に買い叩かれる日本 とうとう円が1ドル=135円まで下落した。円が安ければ日本企業にとって有利だというのは、もはや過去の話だ。日本の輸出企業の多くは、日本国内生産から現地生産に移行してしまっている。単純化はできないが、今回の円安は日本が「買 […]
06/11/2022 / 最終更新日 : 06/13/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(19)米国インフレ8.6%に対してクルーグマンはどう考えるか アメリカの5月のインフレ率は8.6%に達し、FRBが金利を上げることは確実になった。このインフレは継続するという論者と、あくまで一時的なものだとする論者の論争があったが、アメリカ国内の問題だけでなく、ウクライナ戦争が始ま […]
06/09/2022 / 最終更新日 : 06/11/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(18)すでにスタグフレーション下でのビジネスが論じられている この間まで、日本経済が2%のインフレを達成できないので批判されていた日銀総裁が、「家計がインフレを受け入れつつある」と言っただけで炎上した。たしかに玉ねぎなどは100%を超える上昇率だが、全体でみれば欧米に比べまだまだ日 […]