怪物と呼ばれてこそスター;『MaXXXine マキシーン』は暗黒版「スター誕生」

『MaXXXine マキシーン』(2024・タイ・ウェスト監督)

 映画評論家・内海陽子

 空腹を抱えて安っぽい食堂に入ったら、思いがけず厚みのあるしっかりした肉料理が出てきて感激! とたとえて称賛したいエンターテインメント。ホラー・サスペンスの部類に入るのだろうが、むしろ、上昇志向を隠さない特別な女子のハードボイルド・ストーリーと受け止めるべきだろう。シリーズ3作目というふれこみだが、ヒロイン、マキシーンの過去を知らなくても十分に楽しめる、独立した面白さがある。

 肩をそびやかして薄暗い倉庫に入って来た娘が、ずらりと並んだいけ好かない大人を前に独自の演技をする。80年代ハリウッドのスタジオにおけるオーディションを一発で通過したマキシーン(ミア・ゴス)は、これがまだまだ助走に過ぎないことを知っている。有頂天になることなく、ポルノ関連の日々の仕事を着実にこなす様子は、孤独を友としてきた過去を思わせ、「30歳すぎてポルノ女優としては賞味期限が切れた」から一般映画をめざすと仕事仲間に言ってのけるところがカッコいい。

 だが過去はやはり足を引っ張る。ポルノの仕事の客の中には胡散臭いやつがおり、一人で夜の街を歩けば、変態野郎が後をつけて来る。巷を騒がせている連続殺人鬼かもしれない。そしてきわめつきは、マキシーンの過去を熟知する私立探偵(ケヴィン・ベーコン)のねっとりしたいやがらせと脅迫まがいの行動。彼女をヒロインに抜擢した映画監督エリザベス(エリザベス・デビッキ)は、マキシーンの事情を見抜いたかのように「トラブルを映画に持ち込まないで、どんな手を使ってもつぶしなさい」と言い放つ。言われなくてもそうするわ、とでも言うようにマキシーンはなめらかに対処して相手の度肝を抜く。

 まだ若い娘だとなめていた探偵が、次第に劣勢になって行くところをケヴィン・ベーコンがサービス精神全開で演じるのは、見ていて楽しい。高級ホテルのレストランにマキシーンを呼び出し、芝居っ気たっぷりに脅しをかけても、修羅場をくぐりぬけて来たマキシーンには効き目がない。それどころか、彼女が所属する事務所の社長テディ(ジャンカルロ・エスポジート)は裏社会に通じるツワモノで頼りになることこの上ない。映画の中のマキシーンと同様に、女優ミア・ゴスも名優たちの助力を得て着実に前進してきたのだろう。

 ところでマキシーンにもトラウマはある。彼女がヒロインを演じることになったホラー映画『ピューリタンⅡ』の”生首シーン”のために型取りをしなければならないが、担当のFXアーティストが「10分間そのままでいて」と言って席を外した後、マキシーンはパニック状態に陥る。冷酷かつ冷徹なマキシーンにも人間の弱さがあると思い知らされるシーンで、この担当アーティスト役でカメオ出演しているのがソフィー・サッチャー。現在公開中の『異端者の家』(2024、スコット・ベック、ブライアン・ウッズ監督)で、ヒュー・グラント演じる異常者にさんざんいたぶられるシスターのひとりを演じている注目株だ。

 さて、巷を騒がす殺人鬼の仕業かわからないが、マキシーンの仕事仲間やビデオ店の店長レオン(モーゼス・サムニー)が惨殺され、ホラー映画『ピューリタン』第1作の主演女優モリー(リリー・コリンズ)が姿を消す。怒りに身を震わせ、マキシーンは敵の巣窟(?)と思しき場所へと向かう。仕事仲間とモリーが放った「ヒルズのパーティに呼ばれてるの」がキーワードだ。ここから先は、えげつない展開が大好きな方のためのシーンがたっぷりで、ご堪能いただけるだろう。

 物語そのものは“スター誕生”もののダーク版であるから、予想を大きく覆すようなことはない。そもそも冒頭に“ショービズ界では怪物と呼ばれてこそスター”という、大女優ベティ・デイヴィスの言葉が掲げられており、エンディングには大ヒット曲「ベティ・デイヴィスの瞳」が心地よく流れる。そもそも、わたしが初めてベティ・デイヴィスの名を知ったのは『何がジェーンに起ったか?』(1962・ロバート・アルドリッチ監督)という怪奇な傑作である。映画『マキシーン』の源はここにあり、という製作サイドの誇らしげな声が聞こえるようで好ましい。

 次回作も大ヒットまちがいなしのスターになったマキシーンに、監督のエリザベスが今後の計画について尋ねる。マキシーンは「これを終わらせたくないだけ」と答えるが、これはホラーシリーズそのもののことも指しているだろう。なんにせよ、怪物になったからには驀進しなければならない。そのことをマキシーンもミア・ゴスもよく知っている。

◎2025年6月6日より全国公開

内海陽子プロフィール

1950年、東京都台東区生まれ。都立白鷗高校卒業後、三菱石油、百貨店松屋で事務職に従事。休みの日はほぼすべて映画鑑賞に費やす年月を経て、映画雑誌「キネマ旬報」に声をかけられ、1977年、「ニッポン個性派時代」というインタビューページのライターのひとりとしてスタート。この連載は同誌の読者賞を受賞し、「シネマ個性派ランド」(共著)として刊行された。1978年ころから、映画評論家として仕事を始めて現在に至る。(著者の近著はこちら

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