09/18/2023 / 最終更新日 : 09/19/2023 komodon-z 思想・哲学 ゆっくり考える(続々々);キーボードでなく手書きの効用が注目されるようになった キーボードを叩いてノートを取ったり原稿を書いたりする。もう普通のことだが、本当は手書きのほうがいいのではないのか。そう考えている人はけっこう多い。とくに、ノートパソコンで講義を入力している学生や、何らかの形で原稿を書いて […]
06/09/2023 / 最終更新日 : 06/10/2023 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(38)フィヒテ後編:ドイツの再興を支えた後半生 前回はフク兄さんがわたしの仕事場に来てくれたので、今回はこちらからうかがうことにした。フィヒテという名前は知られているけれど、何を言った人かはあまり知られていない。この哲学者が何を語ったのかを、さらに話し合うことになって […]
04/10/2023 / 最終更新日 : 04/10/2023 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(37)フィヒテ前編:学歴ゼロだった若者が「自我の哲学」を確立する 今回は、それほど間をおかずにフク兄さんと対話できそうだ。しかも、どういう風の吹き回しか、わたしの仕事場に出向いてくれるというのだ。フク兄さんはのたのたのたと歩いてやってきたが、さてどうなることやら。例によって( )内はわ […]
03/05/2023 / 最終更新日 : 03/06/2023 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(36)カント⑥『判断力批判』の続きと晩年の闘い 前回はカントの『判断力批判』について語り合ったのだけど、ついついお酒が過ぎてしまって、中途半端なところで終わってしまった。次の日、二日酔いから立ち直ってから、その続きとカントの晩年について論じた。お手数だが前回を読んでい […]
03/03/2023 / 最終更新日 : 03/26/2023 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(35)カント⑤『判断力批判』の「美しい」とはなにか 今回はカントの中心的著作とされる「三批判」の最後の『判断力批判』について、フク兄さんと語る。ただし、正直、ちょっと気が重かった。というのも、いろいろな出来事が重なったために、前回との時間的な間隔が大きくなっていたからだ。 […]
11/23/2022 / 最終更新日 : 11/26/2022 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(34)カント④『実践理性批判』の核心に迫ってみた イマヌエル・カントの『実践理性批判』について語ることになっていたのに、もう2カ月もたってしまった。言い訳をすれば、この間にたくさんの世界的事件があり、また、個人的にも雑用がいくつか重なった。でも、いちばん大きい理由は、こ […]
08/16/2022 / 最終更新日 : 08/17/2022 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(33)カント③『純粋理性批判』をちょっと齧る 大きな事件がつぎつぎと起こるので、湯檜曽温泉から帰ってきてからは、フク兄さんと話す機会がなかなか取れなかった。しかも、ものすごいオミクロン株BA.5の感染拡大と、溶けてしまいそうな炎天の毎日だった。決意してフク兄さんの家 […]
06/30/2022 / 最終更新日 : 07/01/2022 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(32)カント②初期の哲学と霊視者との対決 初夏からあんまり暑いものだから、なかなかフク兄さんの家に行く機会がなく、しかも、ウクライナ戦争の状況がころころ変わるので、目が離せなくなったのも、この哲学対話がしばらくお休みになった原因となった。しかし、目の前のことばか […]
03/25/2022 / 最終更新日 : 03/27/2022 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(31)カント①まずは入門の入門 これまでの例にないくらい間が空いてしまったが、今回からカントについてフク兄さんと語ることになる。間が空いたのはウクライナ戦争が始まってしまったからだが、もうひとつは、カントというテーマが重いことにもよる。でも、それよりも […]
12/22/2021 / 最終更新日 : 12/26/2021 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(30)ベンサム③監視監獄を構想し自らミイラになった理由 最初は1回で終わりにしようと思っていたけれど、ベンサムという哲学者は問題が多くて、あれこれ話しているうちに、結局、3回目になってしまった。彼のいう「功利」というのが「快楽」の最大化であり、社会全体で「快楽」の量が多いこと […]