08/16/2024 / 最終更新日 : 08/22/2024 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(42)ヘーゲル①弁証法哲学の早わかり入門 暑いさなかに、なんと、ヘーゲルの思想について語り合うことになった。ヘーゲルといえば難解な文章で知られ、まさに暑苦しいほどビッシリと細かに書き込んである著作ばかりなのだ。そんなヘーゲルの思想について、フク兄さんと真夏に語る […]
04/10/2024 / 最終更新日 : 04/10/2024 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(41)シェリング後編:神はどうやって「憧憬」と「自由」をもつのか またまた前回との間が空いてしまったが、これも世界情勢が急激に変化しているからなのだ。でも、フク兄さんは不機嫌になっているに違いない。そこで今回もかみさんに頼んで調達してもらったお酒を携えて、こちらからうかがうことにした。 […]
12/31/2023 / 最終更新日 : 12/31/2023 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(40)シェリング中編:ヘーゲルとの共同戦線と彼との決裂 また間があいてしまったけれど、シェリングについての対話を続けるために、フク兄さんのおうちを訪問した。不機嫌かと思ったら意外と機嫌がよく、ほっとした。もちろん、持参の紙袋を目立つように、手前に下げていったおかげかと思うけれ […]
10/01/2023 / 最終更新日 : 12/31/2023 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(39)シェリング前編:神が創った世界になぜ悪があるのか ようやく暑い夏が終わって、その後も残暑がひどかったが、それでも秋がやってきた。哲学対話を復活したいのでフク兄さんに連絡したら、ビールが飲みたいという。涼しくなりそうだというと、秋口のビールがいちばん旨いのだという。そこで […]
09/18/2023 / 最終更新日 : 10/05/2023 komodon-z 思想・哲学 ゆっくり考える(続々々);キーボードでなく手書きの効用が注目されるようになった キーボードを叩いてノートを取ったり原稿を書いたりする。もう普通のことだが、本当は手書きのほうがいいのではないのか。そう考えている人はけっこう多い。とくに、ノートパソコンで講義を入力している学生や、何らかの形で原稿を書いて […]
06/09/2023 / 最終更新日 : 06/10/2023 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(38)フィヒテ後編:ドイツの再興を支えた後半生 前回はフク兄さんがわたしの仕事場に来てくれたので、今回はこちらからうかがうことにした。フィヒテという名前は知られているけれど、何を言った人かはあまり知られていない。この哲学者が何を語ったのかを、さらに話し合うことになって […]
04/10/2023 / 最終更新日 : 04/10/2023 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(37)フィヒテ前編:学歴ゼロだった若者が「自我の哲学」を確立する 今回は、それほど間をおかずにフク兄さんと対話できそうだ。しかも、どういう風の吹き回しか、わたしの仕事場に出向いてくれるというのだ。フク兄さんはのたのたのたと歩いてやってきたが、さてどうなることやら。例によって( )内はわ […]
03/05/2023 / 最終更新日 : 03/06/2023 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(36)カント⑥『判断力批判』の続きと晩年の闘い 前回はカントの『判断力批判』について語り合ったのだけど、ついついお酒が過ぎてしまって、中途半端なところで終わってしまった。次の日、二日酔いから立ち直ってから、その続きとカントの晩年について論じた。お手数だが前回を読んでい […]
03/03/2023 / 最終更新日 : 03/26/2023 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(35)カント⑤『判断力批判』の「美しい」とはなにか 今回はカントの中心的著作とされる「三批判」の最後の『判断力批判』について、フク兄さんと語る。ただし、正直、ちょっと気が重かった。というのも、いろいろな出来事が重なったために、前回との時間的な間隔が大きくなっていたからだ。 […]
11/23/2022 / 最終更新日 : 11/26/2022 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(34)カント④『実践理性批判』の核心に迫ってみた イマヌエル・カントの『実践理性批判』について語ることになっていたのに、もう2カ月もたってしまった。言い訳をすれば、この間にたくさんの世界的事件があり、また、個人的にも雑用がいくつか重なった。でも、いちばん大きい理由は、こ […]