07/06/2024 / 最終更新日 : 07/07/2024 komodon-z 政治・経済 ブレグジット以後(7)労働党の「大勝利」はさらなる混乱の始まり 英国の選挙はキア・スターマー率いる労働党の大勝利で、14年ぶりに保守党は政権の座から転げ落ちることとなった。それにしても労働党は412もの議席獲得で、保守党の121議席を大きく上回っているのが目をひく。よっぽど保守党への […]
07/02/2024 / 最終更新日 : 07/02/2024 komodon-z 政治・経済 農林中金が直面する危機の本質(1)なぜエリート集団が初歩的失敗をしたのか 農林中央金庫が外国債の運用で巨額の含み損を抱えたことが明らかになり、2025年3月期に1兆5000億円以上の最終赤字に転落することが確定的となった。かつて小泉進次郎は同行が農業への融資をほとんどしていないことをもって、「 […]
06/22/2024 / 最終更新日 : 08/03/2024 komodon-z 政治・経済 破裂に向かうAIバブル(1)エヌビディアの高株価はいつまでもつか 6月18日、予想されていたことだが、半導体設計会社のエヌビディアが、世界で最も時価総額の多い企業となった。これも予想されていたことだが、これがエヌビディアのピークだという説と、いや、同社はますます繁栄するという説がせめぎ […]
06/08/2024 / 最終更新日 : 06/08/2024 komodon-z 政治・経済 インド経済は世界をリードするのか(3)モディ政策の根本的問題は何なのか 今回の選挙では単独過半数を維持していたインド人民党が、かなりの後退をして連立なしでは多数派を維持できない情勢となった。もちろん、モディ首相は連立政権を作り上げて政権を維持するだろうが、これまでのように力任せの政策は採りに […]
06/05/2024 / 最終更新日 : 06/08/2024 komodon-z 政治・経済 インド経済は世界をリードするのか(2)モディは鄧小平か、それとも田中角栄なのか ナレンドラ・モディ首相率いるインド人民党が単独で過半数を取れなかったことで、インドをめぐる情勢は急激に流動化している。もちろんモディは与党連合を組んで多数派を形成する予定で、勝利宣言も派手に行った。しかし、モディを支持し […]
06/01/2024 / 最終更新日 : 07/06/2024 komodon-z 政治・経済 ブレグジット以後(6)7月選挙では保守党が大敗し労働党が政権をとる 英国では7月4日に選挙が行われるが、予想では労働党が14年ぶりに政権を奪還しそうだという。保守党の迷走ぶりを見れば当然ともいえるが、では、労働党に何ができるのかといえば、それが不透明なままなのだ。「民主主義は悪しき政府を […]
05/14/2024 / 最終更新日 : 05/14/2024 komodon-z 政治・経済 中国経済は回復できるのか(2)巨額の国債を発行しても蟻地獄からは出られない 中国は巨額の国債発行でいまの経済危機を脱出しようとしている。それは日本の不動産バブル崩壊などでも行われたことだ。しかし、中国の不動産バブルは同じような財政政策を続けることで拡大し、そして結果として大きく派手に弾けた。はた […]
04/26/2024 / 最終更新日 : 06/05/2024 komodon-z 政治・経済 インド経済は世界をリードするのか(1)モディ首相が率いる最速経済をグラフで見る いま世界経済で急速に注目されるようになったのがインドだ。人口において中国を超え、バブル崩壊で後退した中国を、経済においても凌ぐのではないかというわけだ。それは本当なのだろうか。本当だとすればどの程度に本当なのか。まずはイ […]
04/14/2024 / 最終更新日 : 06/01/2024 komodon-z 政治・経済 ブレグジット以後(5)グローバリズム批判というより反知性主義の問題か 英国がブレグジットに踏み出してから8年が経過した。さまざまな期待があったが、いまや圧倒的に後悔している英国民が多い。ここには経済問題だけではない、多くの要素が潜んでいるように思われる。ブレグジットをグローバリズム批判で説 […]
04/06/2024 / 最終更新日 : 05/14/2024 komodon-z 政治・経済 中国経済は回復できるのか(1)習近平の「新質生産力」はなぜダメな政策なのか 習近平が打ち出した不況脱出策は「新質生産力」をスローガンとする経済刺激策で、一時的に中国株を上昇させたが、すでに多くの疑問や否定的見解が出ている。ひたすら新しい技術分野を拡大するという政策が、なぜ十分な効果を生まないか。 […]