06/09/2022 / 最終更新日 : 06/11/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(18)すでにスタグフレーション下でのビジネスが論じられている この間まで、日本経済が2%のインフレを達成できないので批判されていた日銀総裁が、「家計がインフレを受け入れつつある」と言っただけで炎上した。たしかに玉ねぎなどは100%を超える上昇率だが、全体でみれば欧米に比べまだまだ日 […]
06/05/2022 / 最終更新日 : 06/09/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(17)米国がスタグフレーションになるこれだけの根拠 アメリカのインフレは先進国で最も深刻で、スタグフレーションになるのではないかとの憂慮も生まれている。1970年代のインフレも不況をともなうスタグフレーションだったが、今回のインフレもこのままでは、かつての悪夢を再現するこ […]
05/22/2022 / 最終更新日 : 06/05/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(16)日本はインフレからスタグフレーションに向かう 生鮮食料を除いた消費者物価指数が2.1%に達したので、日本はデフレ基調を抜け出し、欧米と同じようにインフレ時代に入るという人がいる。逆に「日本は特別」なのでインフレになどならないとの主張も多い。しかし、いま日本に迫ってい […]
05/17/2022 / 最終更新日 : 05/21/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(14)企業物価上昇10%で日本も高インフレか【増補】 日銀が5月16日発表した4月の国内企業物価指数は、前年同月比で10.0%上昇して、世界的なインフレの波が日本にも及んでいることを示した。もちろん、これがそのまま消費者物価に反映するわけではないが、石油・石炭製品などの資源 […]
04/27/2022 / 最終更新日 : 04/30/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(9)この戦争の影響をしっかりとグラフで見つめる コロナ禍から抜け出せそうだと思ったらインフレが始まった。さらには、ウクライナ戦争が勃発して、世界の経済は混乱のきわみに直面している。とはいえ、まずは何が起こっているのか、さまざまなデータをざっと見てみよう。この世の終わり […]
11/07/2021 / 最終更新日 : 11/10/2021 komodon-z 政治・経済 コロナ恐慌からの脱出(44)ブラジル・トルコ・アルゼンチンにインフレ世界の未来をみる いま世界はインフレの時代を迎えようとしている。インフレと財政支出の関係の話となると、財政支出懐疑派はすぐに「ハイパーインフレが起こる」とヒステリックにわめき、MMT論者などの財政支出推進派は「ハイパーインフレはごくまれな […]
05/09/2021 / 最終更新日 : 08/09/2021 komodon-z 政治・経済 コロナ恐慌からの脱却(37)インフレ世界への移行が始まっている いまのところ、アメリカはまちがいなくインフレに向かっている。問題はそれがアメリカ経済にどのような影響を与えるか、そして、それが世界経済にどんなインパクトをもたらすかだ。おそらく今のままならば、せいぜい上昇しても3~5%程 […]
12/14/2020 / 最終更新日 : 12/23/2020 komodon-z 政治・経済 コロナ恐慌からの脱出(27)パンデミック終息後にインフレが来る? 新型コロナから脱却した後、世界の経済はどのように変わるのだろうか。急速に回復に向かうのか、それとも、停滞へと落ち込んでいくのか。おそらく株価は乱高下が予想されるが、では、実体経済はどうなるのか。いまエコノミストたちを悩ま […]
10/22/2019 / 最終更新日 : 10/24/2019 komodon-z 政治・経済 MMTの懐疑的入門(18)国家の債務は消えてしまわない MMT(現代貨幣理論)の理論家たちは、しばしばMMTが前提としている世界観でいまの経済を分析してみせて、いとも簡単に「解決」を示すことがある。もちろん、これはMMTの正しさや応用可能性を信じてのことだが、そういうときこ […]
07/12/2019 / 最終更新日 : 08/10/2019 komodon-z 政治・経済 MMTの懐疑的入門(8)蝶番としての雇用保障制度 今回は、MMTの理論家たちが主張しているJG(ジョブ・ギャランティ)制度について、もう少し詳しく述べておくことにしよう。前回、すでに簡単に触れたように、このJGはインフレを抑制できることになっている。 MMTの考え方 […]