04/21/2021 / 最終更新日 : 02/05/2023 komodon-z 映画・ビデオ 役所広司の醸し出す「歴史」;『峠 最後のサムライ』のぬくもり 『峠 最後のサムライ』(2020・小泉堯史監督) 映画評論家・内海陽子 時代劇というのはほぼ想像の世界の産物だから、どういう描写があってもそういうものかと思うしかないのだが、一番いただけないのは、形態模写のような歴史 […]
01/25/2021 / 最終更新日 : 02/07/2021 komodon-z 映画・ビデオ 娑婆は我慢の連続、でも空は広い;西川美和監督の『すばらしき世界』は温かく冷たい 『すばらしき世界』(2021・西川美和監督) 映画評論家・内海陽子 飛び上がるほど嬉しいことがあった主人公が街を疾走しながら「シャブうったみたいだあ!」と口走る。彼の幸福を喜びながら、この映画そのものが、わたしにとっ […]