05/07/2021 / 最終更新日 : 06/06/2021 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(25)デイヴィッド・ヒューム③人間の情動が道徳を生み出す 不思議なことに、フク兄さんはヒュームに対しては、異様ともいうべき親愛感をもっているらしい。しかし、それがなぜなのか、さっぱり分からない。今回もきわめて意欲的に対話しようとするので驚いたのだが、こういうときには注意が必要か […]
05/04/2021 / 最終更新日 : 05/18/2021 komodon-z 映画・ビデオ 異様な細部がすばらしい『ベルヴィル・ランデブー』;おばあちゃんの闘争は続く! 『ベルヴィル・ランデブー』(2002・シルヴァン・ショメ監督) 映画評論家・内海陽子 明るくて清潔でピカピカしていていい匂いがするようなものは好ましいが、このアニメーションはそういうタイプの作品ではない。画面に映し出 […]
04/29/2021 / 最終更新日 : 05/20/2021 komodon-z 政治・経済 新型コロナの第4波に備える(2)集団免疫を阻止する5つの難関とは ソファに寝転がってある雑誌をめくっていたら、新型コロナ・ウイルスに感染しても、それが集団免疫を促すからいいことなんだという発言が目に入って驚いた。飛び起きてその雑誌の刊行日を見直すと、それは今年の4月だったので再び驚いた […]
04/27/2021 / 最終更新日 : 05/09/2021 komodon-z 政治・経済 コロナ恐慌からの脱出(36)歴史的統計からポスト・コロナ景気を予測する ちょうどいまから1年前、ポスト・コロナにおける経済を予想してみた(「ポスト・コロナ社会はどうなる(3)世界を『戦後』経済が待っている」。もちろん、当時、予想されたいくつかの要素の組み合わせによる予想で、統計学的に厳密なも […]
04/21/2021 / 最終更新日 : 02/05/2023 komodon-z 映画・ビデオ 役所広司の醸し出す「歴史」;『峠 最後のサムライ』のぬくもり 『峠 最後のサムライ』(2020・小泉堯史監督) 映画評論家・内海陽子 時代劇というのはほぼ想像の世界の産物だから、どういう描写があってもそういうものかと思うしかないのだが、一番いただけないのは、形態模写のような歴史 […]
04/16/2021 / 最終更新日 : 05/20/2021 komodon-z 政治・経済 新型コロナの第4波に備える(1)ワクチン接種の利益と危険をグラフで比較する いまや新型コロナ戦線の最前線からは、後退した感のあるアストラゼネカ製ワクチンだが、英国のメディアはいまもベネフィット(益)とハーム(害)の比較から、このワクチンを使うことも選択肢のなかにあると主張しているものが多い。その […]
04/14/2021 / 最終更新日 : 05/03/2021 komodon-z 政治・経済 コロナ恐慌からの脱出(35)サマーズ元財務長官のバイデン財政批判 元米国財務長官ローレンス・サマーズが英経済紙ファイナンシャル・タイムズで、バイデン政権の財政出動における規模について、再び懸念を述べて話題になっている。バイデン政権が1.9兆ドル(約200兆円)の財政支出を発表したとき、 […]
04/09/2021 / 最終更新日 : 05/07/2021 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(24)デイヴィッド・ヒューム②人間は知覚の束である あたふたしていたら、あっという間に2カ月近くたってしまった。フク兄さんとデイヴィッド・ヒュームの第2回目の対話をすることになっていたのに、今回はちょっと間が空きすぎた。何とか時間をつくってフク兄さんの家を訪れると、フク兄 […]
03/29/2021 / 最終更新日 : 04/21/2021 komodon-z 映画・ビデオ 「打倒! まとも」が新しい世界を運んでくる;『まともじゃないのは君も一緒』の成田凌を深読みする 『まともじゃないのは君も一緒』(2021・前田弘二監督) 映画評論家・内海陽子 感情がもつれて混乱の極みに達したヒロインが、終盤で「全部、嘘」と言い放つところからようやくまともな物語が始まる。この先の物語はハッピーで […]
03/28/2021 / 最終更新日 : 04/16/2021 komodon-z 政治・経済 新型コロナの第3波に備える(18)日本人のワクチン接種率を知っていますか? 異様な遅れというべきだろう。最初はオリンピックにやってくる選手たちに、日本がワクチンを提供するようなことを言っていたが、そんな計画はなくなって、観客なしのオリンピックをやるという話になってしまった。そんなもの、いったい誰 […]