06/10/2021 / 最終更新日 : 06/16/2021 komodon-z 映画・ビデオ 「君は世界を守れ、俺は君を守る」;初々しい『少年の君』のチョウ・ドンユイ 『少年の君』(2019・デレク・ツァン監督) 映画評論家・内海陽子 映画には、ときどき忘れえぬヒロインが登場する。近年の中国映画の場合、即座に思い浮かぶのは『紅いコーリャン』(1987)のコン・リー、『初恋のきた道 […]
06/06/2021 / 最終更新日 : 07/15/2021 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(26)デイヴィッド・ヒューム④彼は無神論者だったのか 鬱陶しい季節になったが、あいかわらず地方に出かけることは多い。先日も仕事の帰りに福島県のある温泉に立ち寄ったが、完璧ともいえるコロナ感染対策のお陰で、みんなゆったりと過ごした。料理も美味しく、地元のお酒もうまかったので、 […]
06/03/2021 / 最終更新日 : 07/02/2021 komodon-z 政治・経済 TPPの現在(15)英国加盟の意義は小さくて薄い TPP(環太平洋経済連携協定、TPP11、CPTPP)参加国は、閣僚級会合のTPP委員会をテレビ会議で開催し、今年2月に加盟を申請した英国について検討し、正式に交渉を始めることを決定した。日本ではNHKテレビ、日本経済新 […]
06/02/2021 / 最終更新日 : 06/10/2021 komodon-z 映画・ビデオ 王道を行く人情コメディ;やっぱり笑える『明日に向かって笑え!』 『明日に向かって笑え!』(2019・セバスティアン・ボレンズテイン監督) 映画評論家・内海陽子 『ファイナル・プラン』のようにたった一人で挑む犯行もあるが、やはり強盗、強奪ものは大人数のほうがおもしろい。といっても問題 […]
06/02/2021 / 最終更新日 : 06/21/2021 komodon-z 政治・経済 仮想通貨の黄昏(1)コロナ禍が高騰させ、そして没落へと向かわせる いわゆる仮想通貨(暗号資産)が、すでに狂い咲きの季節をすぎて、黄昏を迎えているのは自明のことだった。2017年のピークを過ぎた後は、「未来の通貨」などと呼ぶのはおこがましく、単なる「マネーゲーム」のひとつとして、位置づけ […]
05/28/2021 / 最終更新日 : 07/17/2021 komodon-z 政治・経済 新型コロナの第4波に備える(4)アストラゼネカとジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンを救え! ベクター型と呼ばれるアストラゼネカ社とジョンソン&ジョンソン社のコロナワクチンは、ごくまれに血栓症を引き起こすために、メッセンジャーRNA型のファイザーやモデルナに比べて信頼度が低いとされている。しかし、血栓症を起こす原 […]
05/19/2021 / 最終更新日 : 05/28/2021 komodon-z 政治・経済 新型コロナの第4波に備える(3)世界のコロナ死者数は実は3倍の1千万人である? 新型コロナによる死者は、世界ですでに350万人を超えたといわれる。この数字だけでも十分に巨大な悲劇だといえよう。しかし、この数字はそれぞれの国の発表を合計したものにすぎず、統計的な手法で計算しなおすと、なんと1000万人 […]
05/18/2021 / 最終更新日 : 06/02/2021 komodon-z 映画・ビデオ 恋ゆえに渡る危ない橋『ファイナル・プラン』;リーアム・ニーソンからの「夢のギフト」 『ファイナル・プラン』(2021・マーク・ウィリアムズ監督) 映画評論家・内海陽子 公序良俗を乱してはならないという掟があるせいか、銀行強盗サスペンスはエンディングが腰砕けになるものが多い。せっかく見事な計画を立て、 […]
05/12/2021 / 最終更新日 : 06/28/2021 komodon-z 政治・経済 コロナ恐慌からの脱出(38)クルーグマンの最新ポスト・コロナ経済論 クルーグマンが『ビジネス・インサイダー』5月8日号で、今回のバイデンによる巨額財政出動について再び論評している。また、インフレについてはMMTとの立場の違いについても言及している。これまでのまとめといえるものだが、かなり […]
05/09/2021 / 最終更新日 : 08/09/2021 komodon-z 政治・経済 コロナ恐慌からの脱却(37)インフレ世界への移行が始まっている いまのところ、アメリカはまちがいなくインフレに向かっている。問題はそれがアメリカ経済にどのような影響を与えるか、そして、それが世界経済にどんなインパクトをもたらすかだ。おそらく今のままならば、せいぜい上昇しても3~5%程 […]