07/21/2019 / 最終更新日 : 08/10/2019 komodon-z 政治・経済 MMTの懐疑的入門(9)日本経済への無理解 すでにこれまで8回にわたってMMT(現代貨幣理論)について、彼らが「入門書」あるいは「教科書」のなかで提示してきた概要を紹介してきた。そろそろ、「入門」はいいから「懐疑」のほうを書けと言う読者もおられるのではないかと思 […]
07/14/2019 / 最終更新日 : 10/10/2019 komodon-z 映画・ビデオ 笑いのお座敷列車 中井貴一の演技が素敵! 『記憶にございません!』(2019・三谷幸喜監督) 映画評論家・内海陽子 いつのころからか、コメディアンとしての中井貴一にひどく惹かれるようになった。年下の彼に対して失礼だと十分わかっているが、理由は簡単、彼がジジイ […]
07/12/2019 / 最終更新日 : 08/10/2019 komodon-z 政治・経済 MMTの懐疑的入門(8)蝶番としての雇用保障制度 今回は、MMTの理論家たちが主張しているJG(ジョブ・ギャランティ)制度について、もう少し詳しく述べておくことにしよう。前回、すでに簡単に触れたように、このJGはインフレを抑制できることになっている。 MMTの考え方 […]
07/07/2019 / 最終更新日 : 07/20/2019 komodon-z 政治・経済 MMTの懐疑的入門(7)マネタリー・ベースと税金 これまでの説明から、MMTによる経済全体像は、金融機関を含めた民間部門のなかを動きまわるホリゾンタル・マネーと、政府と中央銀行が一体となった「統合政府」によるヴァーティカル・マネーによるコントロールであることは理解して […]
06/30/2019 / 最終更新日 : 07/09/2019 komodon-z 映画・ビデオ 正常モードから異常モードへの転換センスのよさ 『DANCE WITH ME ダンス ウィズ ミー』(2019・矢口史靖監督) 映画評論家・内海陽子 ほぼ一貫して、特異な女子力を追求している矢口史靖監督の最新作はミュージカル映画。とはいっても、本作は“出演者が突然 […]
06/28/2019 / 最終更新日 : 05/09/2020 komodon-z 政治・経済 MMTの懐疑的入門(6)クラウディングアウトは神話? この「MMTの懐疑的入門」の連載を読んでいただいていれば、これまで学んだことのあるマクロ経済学と様子がかなり違うことは、すでに気づかれたかと思われる。昔大学で勉強した人は、「自分が持っているマクロ経済学の知識がさっぱり […]
06/21/2019 / 最終更新日 : 11/20/2020 komodon-z 政治・経済 MMTの懐疑的入門(5)ジェット戦闘機の購入法 MMTの理論家たちは、先進諸国の中央銀行は、かつてタブーのようにいわれた政府との連携操作を事実上行ってきたし、また、2007年に始まる世界金融危機以降は、さらに強力に一体化を推し進めていると主張している。(以下の文章と図 […]
06/19/2019 / 最終更新日 : 09/16/2019 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(4)ヴィーコやヒュームなど フク兄さんは風呂と理髪店が好きだ。というか、仕事をしないですむ口実が好きなのだ。今日も理髪店からの帰りらしく、なんだかとってもすっきりしている。ただ、ちょっと理髪店はサービスが過ぎたような気がする。例によって、( )内は […]
06/18/2019 / 最終更新日 : 10/08/2019 komodon-z 歴史・人物 ペテン師と経済学者の間:ジョン・ローの肖像(1) 18世紀の初めころ、ヨーロッパを渡り歩いていた博打打ちが、パリにたどりつき、たちまち貴族たちの集まるサロンで頭角を顕わし、太陽王ルイ14世が逝去した直後の空白に乗じて、フランス王国の財政を仕切るようになる。 こうした […]
06/16/2019 / 最終更新日 : 07/09/2019 komodon-z 映画・ビデオ 本作が断然お薦め! 頑固一徹闘うジジイ 『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』(2014・ハンス・ペテル・モランド監督) 映画評論家・内海陽子 二十代の初めから「あんたはジジイ(の俳優)好きだね」とからかわれてきた。その後どんどん年を取ったが「ジジイ好き […]