09/03/2022 / 最終更新日 : 09/09/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(30)戦争してもロシア経済は大丈夫という説を再検討する いまもロシアは西側による経済制裁をものともせず、ウクライナとの戦争を続けている。少なくとも各種の経済データを見れば、しばらくは持続できるように見える。しかし、統計という数値の背後にある、個々の現実をみたとき、同じ結論を引 […]
08/29/2022 / 最終更新日 : 09/20/2022 komodon-z 映画・ビデオ 正念場を迎えた4つのカップル;『もっと超越した所へ。』のいい加減で深刻な情熱 『もっと超越した所へ。』(2022・山岸聖太監督) 映画評論家・内海陽子 クズ男に振り回される気の好い女たち4人の奮闘記、という体裁のにぎやかなラブコメディ。よく見ると男たちはそうクズでもない。第一、誠実でよく働く立 […]
08/25/2022 / 最終更新日 : 09/03/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(29)ロシア経済はなぜ経済制裁を受けても破綻しないのか? ロシアの経済が予想に反してなかなか崩壊しない。それどころか、世界的な経済制裁にもかかわらず、通貨のルーブルなどは為替レートが上昇し、GDPも好転するとの見方すらあるのだ。もちろん、ここにはデータの読み方の違いがあるかもし […]
08/23/2022 / 最終更新日 : 08/26/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(28)いま穀類の価格が下落している理由は何か? ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来、穀類が高騰して世界を震え上がらせていた。ところが、ここにきて穀類の価格が下落して、侵攻以前の価格に戻ってしまったという。これは本当なのだろうか。そして、本当ならば、いったいその理由は […]
08/18/2022 / 最終更新日 : 08/23/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(27)インフレは敵なのか味方なのか いま世界の経済はインフレにショックを受けている。しかし、その傾向を生み出した原因は国によって少しずつ異なっている。アメリカは自国の財政出動が引き金となったが、ヨーロッパ諸国はウクライナ戦争による食料・エネルギーの高騰が大 […]
08/16/2022 / 最終更新日 : 08/17/2022 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(33)カント③『純粋理性批判』をちょっと齧る 大きな事件がつぎつぎと起こるので、湯檜曽温泉から帰ってきてからは、フク兄さんと話す機会がなかなか取れなかった。しかも、ものすごいオミクロン株BA.5の感染拡大と、溶けてしまいそうな炎天の毎日だった。決意してフク兄さんの家 […]
08/09/2022 / 最終更新日 : 08/29/2022 komodon-z 映画・ビデオ 『ドライビング・バニー』は振り返らない;アンチヒーローの正義 『ドライビング・バニー』(2021・ゲイソン・サヴァット監督) 映画評論家・内海陽子 物語の主人公になるには、いくらマイナス要素を抱えていても他人を味方にできる力を持っていなくてはならない。この映画の主人公、バニー( […]
07/31/2022 / 最終更新日 : 10/24/2022 komodon-z 政治・経済 新型コロナの第7波に備える(3)なぜ日本がコロナ感染で世界一なのか なぜ日本がコロナ感染で世界一になってしまったのか。もちろん、さまざまな理由があると思われるが、こういうときこそ慌てないで、冷静にゆっくりとデータを見てみよう。そしていくつかの説についても、冷静に公平に耳をかたむけて考えて […]
07/30/2022 / 最終更新日 : 08/09/2022 komodon-z 映画・ビデオ 永野芽郁のバンカラ女子がいい;『マイ・ブロークン・マリコ』の確かな手ごたえ 『マイ・ブロークン・マリコ』(2022・タナダユキ監督) 映画評論家・内海陽子 悲劇の主人公が、いかにも悲劇の主人公として観客に共感を迫るのは二流だ。たいていの悲劇は他人にはさしたる悲劇ではなく、ときどきかなり滑稽な […]
07/29/2022 / 最終更新日 : 08/18/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(26)米国はついに「スタグフレーション」に突入した! アメリカは2四半期連続でマイナス成長になった。リセッションである。しかも、これがインフレが継続中のことだから、立派な「スタグフレーション」ということになる。ところが、米国政府だけでなく経済マスコミなども、この言葉を使わな […]