01/27/2020 / 最終更新日 : 01/27/2020 komodon-z 映画・ビデオ 千葉雄大の孤軍奮闘にハラハラ;『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』 『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2020・中田秀夫監督) 映画評論家・内海陽子 わかりやすい美青年に見えるが、そういう範疇に収められるのを厭うかのごとく、こわれかかった役、ゆがんだ役を積極的に演じるの […]
01/25/2020 / 最終更新日 : 01/29/2020 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(11)スピノザ前編、ユダヤ教からの破門 旅行をしたり仕事がいくつか重なったりしたせいで、フク兄さんとの対話が途切れてしまっていた。今回は、東京郊外の私鉄駅近くにある、料理の旨い飲み屋で会うことにした。フク兄さんはノタノタ歩いてやってきた。例によって( )内は私 […]
01/06/2020 / 最終更新日 : 03/18/2020 komodon-z 政治・経済 今のバブルはいつ崩壊するか(8)戦争の脅威は株価を暴落させる アメリカのイラン司令官殺害のショックは、当然のことながら株式市場にも波及し、1月6日の東京証券市場の午前、一時500円以上の下落を生み出した。これまでも戦争あるいは戦争の脅威が株価を下落させた例は枚挙にいとまがない。 株 […]
12/30/2019 / 最終更新日 : 12/30/2019 komodon-z 映画・ビデオ 高級もなかの深い味わい;『初恋』の三池崇史節に酔う 『初恋』(2019・三池崇史監督) 映画評論家・内海陽子 最中という菓子は、中身のあんこのせいで薄い皮が最初から湿っているものだと思っていたが、あるとき高級最中を頂戴したら、あんこと皮が別々に包まれていた。パリッと乾 […]
12/30/2019 / 最終更新日 : 03/18/2020 komodon-z 政治・経済 今のバブルはいつ崩壊するか(7)幻想を産み出し破裂させる「物語」 年末から年始にかけて、株価が気になる人は多いのではないだろうか。普段は株式にあまり関心がないのに、この時期だけは妙に落ち着かない、そういう中高年は少なくないように思われる。それは1989年から90年にかけて、東京証券取引 […]
12/24/2019 / 最終更新日 : 03/18/2020 komodon-z 政治・経済 今のバブルはいつ崩壊するか(6)危うい世界経済を診断する 前回はリーマンショックを予言した、ニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授の論文から、なぜ彼が適確に予言ができたのかを考えてみた。つまり、どのような事実と論理によってアメリカ経済がバブル化しているかを読み取り、そして2年 […]
12/21/2019 / 最終更新日 : 03/18/2020 komodon-z 政治・経済 今のバブルはいつ崩壊するか(5)的中したリーマンショックの予言 今回のバブル形成がアメリカ中心であるならば、その崩壊もアメリカ発になるだろうということは第4回で述べておいた。もちろん、これは絶対的なものではなく、2008年の崩壊が「リーマン・ショック」とは呼ばれていても、すでにヨーロ […]
12/17/2019 / 最終更新日 : 12/17/2019 komodon-z 映画・ビデオ あったかく鼻の奥がつんとする;『星屑の町』の懐かしさ 『映画 星屑の町』(2019・杉山泰一監督) 映画評論家・内海陽子 わたしだけではないと思うが、つまらない演劇を観るのは、つまらない映画を観るよりはるかに苦労する。その逆に、おもしろい演劇を観るのは、おもしろい映画を […]
12/16/2019 / 最終更新日 : 03/18/2020 komodon-z 政治・経済 今のバブルはいつ崩壊するか(4)先行指標をみれば破裂時期が分かる? いま株価は上がっているのに景況感は下がりっぱなしだ。経済に詳しくない人がみても、これはバブル崩壊の前夜ではないのかと思われる。では、なぜ崩壊しないのか。おそらくはいまも、事実上ゼロの金利が続くという思い込みと、AIブーム […]
12/15/2019 / 最終更新日 : 12/18/2019 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(10)ジョルダーノ・ブルーノの火刑は地動説のせいではない いろいろ突発的な出来事があって、フク兄さんとの対話が延期になったりしたが、今回も対話は、わたしの郊外の仕事場で行われることになった。もう、すっかり冬の景色になっているなか、やってきたフク兄さんはけっこう元気だった。例によ […]