04/12/2022 / 最終更新日 : 04/27/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(7)ウクライナの復興にはいくらかかるか ロシアが侵攻したことによるウクライナの被害は、どれほどのものになっているのか。人的被害を別にした経済的および物理的被害はどれほどのものか。GDPが前年度比で45.1%の減少であり、物理的には合計680億ドル(約7兆円)の […]
04/07/2022 / 最終更新日 : 05/03/2022 komodon-z 映画・ビデオ 奇妙な悲しみをたたえる阿部サダヲが怖い;『死刑にいたる病』が残す余韻 『死刑にいたる病』(2022・白石和彌監督) 映画評論家・内海陽子 映画やドラマに登場する殺人鬼は多種多様だが、画期的だったのは『羊たちの沈黙』(1991・ジョナサン・デミ監督)でアンソニー・ホプキンスが演じたレクタ […]
04/07/2022 / 最終更新日 : 04/12/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(6)穀物市場の高騰と忍び寄る保護主義の脅威 ロシアがウクライナに侵攻して以降、市場が混乱しているのは金融や石油だけではない。巨大な世界の穀物市場も根本的な見直しをせまられている。ウクライナとロシアによる輸出量を合わせると、世界の穀物市場の4分の1を占めていた。それ […]
04/05/2022 / 最終更新日 : 04/07/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(5)ロシアの石油が売買される「抜け穴」を覗く ロシア軍が撤退した地域で、民間人に対する残虐行為の証拠が報じられるなか、アメリカやフランスがさらなる石油や天然ガスなどの経済制裁を主張している。これまでもロシア産の石油や天然ガスの購入拒否は行われていたのでは、と思った人 […]
04/01/2022 / 最終更新日 : 04/05/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(4)ロシア通貨ルーブルの「強靭さ」は本物か この投稿は「経済制裁下のロシア国民の消費生活」の続編だが、独立したものとしても読んでいただけると思う。アメリカと西側諸国がいっせいに経済制裁を行なっているのに、ロシアの国内経済があまり影響を受けていないように見える。急速 […]
03/30/2022 / 最終更新日 : 04/07/2022 komodon-z 映画・ビデオ 生きることはミステリアス;小林聡美の『ツユクサ』がもつ苦味とおかしみ 『ツユクサ』(2022・平山秀幸監督) 映画評論家・内海陽子 初主演作『転校生』(1982・大林宣彦監督)で外見は女の子、中味は男の子を演じて脚光を浴びて以来、変わらぬ独自のたたずまいを誇るのが小林聡美である。見るから […]
03/25/2022 / 最終更新日 : 03/27/2022 komodon-z 思想・哲学 フク兄さんとの哲学対話(31)カント①まずは入門の入門 これまでの例にないくらい間が空いてしまったが、今回からカントについてフク兄さんと語ることになる。間が空いたのはウクライナ戦争が始まってしまったからだが、もうひとつは、カントというテーマが重いことにもよる。でも、それよりも […]
03/15/2022 / 最終更新日 : 03/30/2022 komodon-z 映画・ビデオ 田中圭の『女子校生に殺されたい』;目当ての少女を見つけ出せ! 『女子高生に殺されたい』(2022・城定秀夫監督) 映画評論家・内海陽子 ネアカなイメージの田中圭は“巻き込まれ型”キャラクターが一番似合うと思っているが、だとすればなおさらネクラで能動的な役に挑戦したくなるのだろう […]
03/10/2022 / 最終更新日 : 04/01/2022 komodon-z 政治・経済 ウクライナ戦争と経済(3)ロシアの侵略で中国の金融が欠陥を暴露された ウクライナの首都キエフへの総攻撃が、ロシア軍によって断行されようとしているとき、改めてアメリカと西側諸国の経済制裁について触れるのは、やや間が抜けた話だと思う人がいるかもしれない。しかし、実は、金融によるロシア制裁によっ […]
03/07/2022 / 最終更新日 : 03/15/2022 komodon-z 映画・ビデオ 隠し味が効いてる『ゴヤの名画と優しい泥棒』;実話の映画化はやっぱり喜劇が最高だ! 『ゴヤの名画と優しい泥棒』(2020・ロジャー・ミッシェル監督) 映画評論家・内海陽子 傑出した女性の後ろに影のように寄り添い、彼女を盛り立てる夫を演じて好印象を与えてきたのがジム・ブロードベントである。『アイリス』 […]